2018/02/02

ノーズライディングのお話5




地球のどこかには真夏の日差しがあって、水着でサーフィンできているのが信じられない!


と思う毎日でしたが、日本にもパラダイスがありました!昨日から奄美大島に来ています♩




曇り予報でどんよりした天気からのスタートでしたが突然快晴に!

波も胸肩のスペシャルな波で幸せな1日でした♡




少し空けてしまいましたが、今日は少しノーズライディングの種類のお話をしようと思います。

ひとくくりにされがちなハングファイブ(片足のみ先端に足をかけるノーズライディングのこと)ですがその中でも難易度だったり、やり方の種類があります。





上の写真はテイクオフした時点でノーズライディングするラインを走り、少し右のレールを入れながら

斜め下に向かってノーズライディングする方法です。これは2+1スタビライザーの

ロングボードやコンテストにもよく取り入れられる動きで、サイズのある波でも比較的やりやすいノーズライディングのパターンでもあります。



ウネリからのテイクオフとノーズライディングの角度が重要で、初めは波のブレイクがゆっくりのサーフポイントやフェイスが長い波があれば挑戦しやすいです。





私から注意してほしいポイントはまず3つ。


テイクオフしてすぐ!というイメージがありますが、歩き出しが早すぎると

波に置いていかれ、慌てるとボードに揺れが伝わり不安定に、遅すぎるとノーズが波に刺さる原因となります。





ボトムへ真っ直ぐ降りるラインでノーズライディングするのは簡単ですが、プロのコンテストでは評価が低い

ノーズライディングとみなされてしまうので、試合でノーズライディングしたのに


なんで全然点数が出ないの?と思った時はこの "真っ直ぐノーズ " か、きちんと足がかかってない事が多いです。

その後のコントロールができていれば評価は高まりますが、すぐにステップバックしてしまうと

ただ緩やかなセクションでノーズに足をかけただけ となってしまい、ノーズライディングでの

コントロールができていないということになります。上の写真はやや真っ直ぐに降りているように

見えますが、右レールが少し入っていて後ろ足の指の付け根とかかとでの重心移動でコントロールしています。




世界のトップ選手はノーズに足をかけたままストールしてポケットに戻ってハングテンしたり

ノーズしたままレールを入れてターンしたり、はたまたスープの下を抜けてきたりくるくる回ったりと自由自在。私もまだまだ練習中です!




そして次は波のフェイスが張り出してきたセクションに向かってノーズライディングする方法です。

先程より難易度は高まりますが、波のパワーゾーンからウォーキングがスタートするので

足を先端にかける頃にはかなりのスピード感があり、ホローな波のセクションでこの状況になることが多いので

私の大好きなパターンのノーズライディングでもあります♩不規則な波のビーチブレイクにも多く

御宿でもよくこのパターンの波が現れます。このノーズライディングは波のフェイスを走れることはもちろん


・波のブレイクを先読みすること


がとても大切。波が張り出してきたのがわかったのと同時に次のセクションに向かってライディングしなくてはいけません。


このパターンのノーズライディングでは特に横に走るイメージが強いかと思いますが

実際は斜めにノーズライディングしているので、しっかりとテールを波にロックする事ができます。





2つのパターンを組み合わせると、テイクオフしてすぐに掘れ上がってくるセクションにノーズライディングする事もできます。

上級編ですが、しっかりテールがロックされていれば掘れていても安定感もあり、スピードのあるノーズライディングが楽しめると思います♩




この写真では分かりづらいですが、シングルフィンならではのスープ(白い波)の下を走るノーズライディングやチーターファイブなど

ハングファイブという技の中にも色々な種類があるので、波のブレイクに合わせた

ノーズライディングでロングボードを楽しんでください♩





挑戦あるのみ!!


Hiroka Yoshikawa



2018/01/25

ノーズライディングのお話4




皆さん海入ってますか〜??

雪が積もった次の日って何故か波が良くなるから、毎回雪が積もる度に朝から張り切って海に行きます♩

御宿は一時期急激に水温低下しましたが、また少し復活し晴れていれば気持ちよくサーフィンできるくらい。

TRUMPのウエットのクオリティが高いので、3mmの裏起毛のウエットで十分ですが

海上がりに足が冷えるのでブーツ履き始めました。2mmの薄手のソックスタイプなら

この辺りの水温であれば寒さもカバーできるし、履き心地が軽いのでテイクオフの邪魔にもなりにくい優れもの♩




昨日は月1のシアワセな時間、WB AROMA CAREさんへ。スポーツアロマケアを施術して頂いています。

アロマセラピーをスポーツの分野にも生かし、パフォーマンス向上や早期の疲労回復を目的としていますが

ひとつひとつ意味があるアロマからのメッセージも素敵で、施術後には心も体もクリーンでリフレッシュ効果もありとっても大好きな時間。



オリジナルのスパイスハーブティーとマッサージで内側と外側から体を温めます♩

毎日冷え性に悩まされていますが、昨夜はベッドの中でも足が少し汗ばむほど体の中の流れが良く、グッスリ眠れました。


Yukkyさん、ありがとうございました。





さてさて本題に入りましょう!

ノーズライディングのお話、第4話まで来ました。

沢山の方からブログを楽しみにしていますとメッセージを頂き、とても嬉しいです♩

今日は何を書こう、、?と考えましたが、上級編を書く前に道具のお話をしたいと思います。



サーフボードに1枚のフィン。自分のレベルに合ったボード、自分がよく入るポイントの波に合ったボードに乗るという事はとても重要なことで

どんなにハイブランドであり、有名なものであっても結局は自分に合ったものではないと

ボードの良さを引き出せずに終わってしまうことになります。(ハイブランドのボードが良くないという

訳ではなく、きちんとその人のレベルとホームブレイクの波質を理解して選ぶことができれば良いと思います。)





そして、そのボードを1枚のフィンを軸にコントロールするので

シングルフィンのフィンはとても重要で、どんなに調子が良いボードでもフィン選択によって

全く調子の悪いものに変えてしまうこともあるし、普通のボードをフィン1枚でとても調子の良いものにも変えることができる可能性を秘めています。





何十万円という高価なロングボードを1.2万円のフィンで乗り味を良くできたら素敵なことですよね。

全体的なバランスもとても重要ではありますが、目安として9’2”の長さのボードに対して9.0”〜のシングルフィン

9’4”の長さでは10.0”〜のシングルフィンを私は付けています。






ボードに対してフィンが大きすぎてもターンが重く、テールを引きずってしまい

小さすぎるとコントロール性は高まりますが、ノーズライディングをするとテールのロックが弱すぎてテールが横すべりしてしまう要因となります。




 

フィンの種類を変えれば乗り味は変わりますがフィンの位置を少しずらすだけでも

その効果は現れ、2cmくらいから微妙な差でターンの重さやノーズライディングのしやすさに変化が現れてきます。


(2+1のフィン設定はまた違うため参考にはしないでくださいね。1cmの差では繊細すぎて私のレベルでは感じ取れませんでした(笑))






私が新しいボードを手にした時は、最初BOXの前の方にフィンを付けて乗り、徐々に下げてボードとフィンの黄金比率を探し出しています。


軽すぎないスムーズなターンとノーズライディングでのしっかりとしたホールド感を感じることができたら、そこはフィンのベストポジションです。





シングルフィンのエキスパートの方はテールからフィンが思いっきりはみ出しているくらい

大きなフィンを付けていますが、初心者の方にはあまりオススメしたくありません。




クラシックボードで優雅にライディングをするサーファーに憧れている女性の方も多いと思いますが

(私もその1人です♩)オーバーフローすぎるボード、重すぎるボード、大きすぎるフィンはノーズライディングへの道を少し遠回りしてしまっているかも。

男性と違い脚力の無い女性には大きすぎるボードをコントロールするのは厳しく、浮力は十分でも走り過ぎてしまったり、グライド感を楽しむには良いと思いますが

細かな調整が必要なノーズライディングはやりにくくなる事があります。見落としがちなのが、海外の上手な女性は意外と体つきが大きいという事です。

映像や写真だけではわかりにくいですが、実際に会ってみると約160cmである私より身長が大きい選手は8割くらいを占めていて、大きいボードをコントロールしています。






ボードが重ければ、フィンが大きければノーズライディングがしやすくなるという方程式は成り立ちません。自分に合ったボードに対してベストな形、サイズのフィンを合わせることが重要です。






様々な形のフィンを試してみましたが、ひとつ言える事は形が変われば変わるほど癖のある乗り味になるという事。ターンやトリム、グライド感、重み、自分が求めているものを面白い形のフィンで補い楽しむことは素敵なことだと思います。









しかし、ノーズライディングを目標として考えると、私は自分の思い通りにシンプルに素直にボードを動かせてくれるフィンを付けることが近道だと思います。



テールがすごく広いボードにはあまり向きませんが、私がほとんどのシングルフィンのボードに使っているフィンは

FCSⅡ Connectモデル。広すぎないベースと滑らかな曲線、ノーマルな形のセンターフィン。


パフォーマンスフィンと書かれていますが、癖のないシンプルで乗りやすい動きとウォーキング時の微調整もやりやすく試合からフリーサーフィンでも使用率トップのお気に入りのフィンです。



ノーズのホールド感はそのままに、少しターンを軽くしたい場合はPIVOT 10.0’’を使用しています。
近くのお店にない場合は、どちらの商品も アラソアン にて購入できるのでぜひチェックしてくださいね♪


凄いのがワンタッチなので道具も使わずに海の中、砂浜でもフィンの位置を変える事が可能です。(簡単すぎて一度使ったら他のフィンが使えなりました(笑))




流行りの形、流行りのブランド、可愛いデザインに流されてノーズライディングへの道を遠回りしていませんか?フィンの位置、形、サイズを少し変えることで、ノーズが近くなるかもしれません♪




今日はノーズライディングのお話、道具編でした♩


Hiroka Yoshikawa